日経平均株価について

(4月3日) 上げ潮の時は。
3月中旬から、日経平均株価は、階段状に上がっています。
これに対し、疑い深い人は、「これは、下落する前の『吹き上げ』だ」と言いました。
しかし、上げ潮の時は、素直に、強気で、買い増しが正解だったと思います。
曲り者には、幸運の女神は、微笑まないと思います。

(4月4日) 反落。
日経平均株価は、午後2時前に、急に値を崩し、マイナスとなりました。
この「急に値を崩す」というのが、問題です。

(4月5日) 妙な動き。
日経平均株価は、一時、高値を更新しましたが、反落して終わりました。
しかし、妙な動きがあると思います。
気のせいかもしれませんが、
何だか、強引に、売り崩そうとするような動きにも見えます。

(4月6日) 階段状。
また階段状に上がることを期待できるかもしれません。
それにしても、今まで「売り仕掛け」をしていた人たちは、
追い込まれたと思います。

(4月7日) 底力。
日経平均株価は、底力を感じさせる上昇でした。
お昼前後、妙な動きになりましたが、
大引けに近づくほど、力強さを感じさせるものとなりました。

(4月10日) 小動き。
日経平均株価は、日中、水面下を、低空飛行して、終わってしまった。
今日のような、小動きで終始した日は、最近では、珍しいかもしれません。
人によっては、あまりに変化がなくて、退屈だったと感じるかもしれない。

(4月11日) 底堅い。
日経平均株価は、午前10時過ぎから、大きく売り込まれましたが、
午後は、回復基調となりました。
おおむね底堅い動きと言えるでしょう。
それにしても、午前10時過ぎの動きは、先物主導でしょうか。
そうだとすれば、問題があると思います。











(4月12日) 米国株式市場次第か。
昨日は、日足に長い「下ひげ」が出ていましたので、
「底堅い」と書きましたが、米国株式市場が軟調になると、
あっさり環境が変わってしまうのが、東京市場の現状です。
やはり、米国株式市場次第か。

(4月13日) 十字線。
日経平均株価は、終盤で、少し値を崩した関係で、
陽線とならずに、十字線となってしまいましたが、
日足チャートでは、満足できる形と言えるでしょう。

(4月14日) 抵抗感があるが、じり高。
日経平均株価は、朝高の後、マイナス圏まで売り込まれましたが、
午後は、堅調に推移しました。
上値に抵抗感がありますが、下値にも抵抗感があり、
結局、じり高基調となっています。

(4月17日) 午後2時。
 午後2時までは、マイナス圏ながらも、底堅く推移していましたが、
午後2時以降は、ズルズルと崩れてしまいました。
 どうも出来高が少ないと思います。
これでは、仕掛け的な注文で、上に行くか、下に行くか、操作できると思います。

(4月18日) くい打ち。
日経平均株価は、軟弱地盤(軟弱相場)に、くい打ちとなったようです。
今後は、反発相場を期待したい。

(4月19日) 窓空け。
日経平均株価は、窓を空けて、高く寄り付いた後は、小動きでした。
どうも、米国株式市場に左右される日々が続いています。
日本人独自の判断は、ないのか。

(4月20日) 窓埋めかも。
日経平均株価は、昨日できた「窓」を、
ひげのレベルで、窓埋めをしたかもしれません。

(4月21日) 5日移動平均線。
日経平均株価は、5日移動平均線が下支えする形で、上昇しました。
今後は、5日移動平均線がサポートラインとなって、堅調な展開になることを期待します。

(4月24日) 過剰反応。
日経平均株価は、外部環境に、過剰に反応しすぎたと思います。
ファンダメンタルズは、特に変化していないのに、
売り方がチャンスだと思って、動いたのでしょう。

(4月25日) 下げすぎ。
ともかく、今の日経平均株価は、下げすぎだと思います。
外部環境に過剰反応した結果、そうなったのでしょう。
ファンダメンタルズが、特に変化していないので、
今回の急落は、投機的な動きだったと思います。

(4月26日) 底堅い。
日経平均株価の分足チャートを見ると、売られても、踏ん張るような展開でした。
米国株式市場が軟調だったので、なおさら、本日の展開は、底堅いと言えるでしょう。

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(4月27日) もう一歩。
日経平均株価は、堅調ですが、もう一歩、力不足かもしれません。
最近の株式市場の主役は、外国人投資家と個人投資家ですが、
国内機関投資家の影が薄いと思います。

(4月28日) 10時過ぎ。
日経平均株価は、10時過ぎに、あっという間に、200円近く下げました。
ほぼ垂直に近い動きです。
先物に、大量の売りが出たのかもしれません。

(5月1日) 粘り強く。
週末の米国株式市場が軟調だったわりに、日経平均株価は、堅調だったと思います。
分足チャートを見ると、何度も何度も、下値をつけますが、
それでも反発するという展開でした。
やはり、4月28日が、下げすぎだと思います。

(5月2日) 休みか。
前日の米国株式市場が軟調だったのに、日経平均株価は、好調でした。
これは、もしかすると、「米国株式市場が下げると、
日経平均株価も下げなければならない」と考えてしまう連中が、
休みを取っているのかもしれません。

(5月8日) 25日移動平均線。
日経平均株価は、小動きでしたが、
関門だった「25日移動平均線」を上に抜けました。

(5月9日) 円高。
日経平均株価は、円高を嫌気して、反落しました。
しかし、日経平均株価が、為替を気にするとなると、困ったことになります。
為替相場は、いろいろな思惑や政治的な問題で、動きます。
つまり、為替相場を読むのは、非常に難しいのです。
その為替に、日経平均株価が連動するとなると、
日経平均株価におけるギャンブル性が、いっそう高くなります。

(5月10日) 先物。
今日の日経平均株価は、25日移動平均線を割れてしまいました。
午前中は、堅調な展開で、プラス圏で推移していましたが、
午後は、先物主導で、一転して、マイナスになってしまいました。

(5月11日) 値動きはあるが・・・・・。
以前に比べれば、値動き(値幅)があると思います。
しかし、朝一番で、ポンと、寄付きから、200円近く上昇しましたが、
後は、ダラダラ下げた感じがします。

(5月12日) 伸るか反るかのバクチ。
日経平均株価は、米国株式市場の急落を受けて、窓を空けて下げました。
これが、米国株式市場の急上昇だったら、
日経平均株価は、窓を空けて上昇したでしょう。
こうした現象は、投資家から見れば、「これこそ、株式投資の醍醐味」となるでしょうが、
一般の人から見れば、伸るか反るかのギャンブルそのもののに見えます。

(5月15日) 売られすぎ。
日経平均株価は、売られすぎだと思います。
25日移動平均線から、かなり下方へ「かい離」していると思います。

(5月16日) 午前と午後。
これほど、午前と午後が、極端に違うのは、珍しい。
午前は、+100円まで上昇し、午後は、-300円という具合です。
日経平均株価を上げ下げするのは、いとも簡単という感じでしょうか。

(5月17日) 売られすぎ。
今の水準は、売られすぎだと思います。
今日は、下ひげが長い日足となり、
出来高も、増加傾向にあります。
今後は、25日移動平均線へ向けて反発を期待したいところです。

(5月18日) 米国株式市場。
昨日は、反発しそうだと書きましたが、
すっかり、米国株式市場のことを忘れていました。
米国株式市場が急落した場合のことを想定していませんでした。

(5月19日) 売り飽きたか。
米国株式市場が軟調だったにもかかわらず、
さらに週末だったにもかかわらず、
日経平均株価は、堅調な展開となりました。
さすがに、売りあきたのでしょう。

(5月22日) またも、午前と午後。
またもや、「午前と午後が、極端に違うのは、珍しい」ということか。
午前中は、+100円と堅調で、
午後は、-300円で大幅安という具合です。
市場では、先物主導で、大崩になったと言われています。

(5月23日) 売られすぎ。
テクニカル的には、売られすぎですが、
底入れするには、資金力のある大口投資家の意向次第です。
 教科書的には、相場というものは、投資家の投資行動の合計ですが、
巨額の資金を持つ投資家が存在する場合、
そうした大口投資家の意向次第となるでしょう。

(5月24日) 午後2時半過ぎ。
日経平均株価は、午後1時半過ぎにマイナス圏に沈みましたが、
午後2時半過ぎに急上昇し、+308.00円で終わりました。
日経平均株価は、小型株のように軽い。

(5月25日) 昨日の20分。
今日は、昨日残り20分で急騰した分を削り取られたような感じです。
それにしても、市場は、先物中心で、現物の影が薄い。

(5月26日) ギャンブル。
昨日の日足から、今日の日足を予想できるでしょうか。
おそらく、今日の日足は、予想できなかったと思います。
どうして、このような日足になったのか。
それは、米国株式市場が堅調だったからです。
しかし、米国株式市場が、どうなるか、誰も予想ができない。
もし、米国株式市場が軟調だったら、今日の日足は、別の形となったでしょう。

(5月29日) シカゴ日経225先物。
シカゴ日経225先物が高いと、あまり、よい結果にならないかもしれません。
今の相場では、大きく窓を開けて、さらに上昇する力はないと思います。
そういうわけで、シカゴ日経225先物に、値を合わせるように、
朝、高く寄り付いた後、
ズルズルと下がっていく展開になるかもしれません。

(5月30日) 5日移動平均線。
日経平均株価は、5日移動平均線付近を停滞した動きとなっています。
今後は、25日移動平均線が遠いので、
5日移動平均線との位置関係が相場になるかもしれません。

(5月31日) 先物。
先物(シカゴ日経225先物)が、大幅安となると、
日経平均株価も、それに合わせるように始まってしまうので、
どうにもならないという感じです。
ファンダメンタルは、特に変わっていないのに、
それを無視するような感じとなってしまいます。
それもこれも、日経平均株価(先物)そのものを売買できるからです。

(6月1日) また午後。
分足チャートを見ると、また午後、崩れたようです。
終了間際に、お化粧買いのように急上昇しましたが、
それがなかったら、下ひげのない陰線になったでしょう。

(6月2日) オーバーランかも。
日足の下ひげが、かなり長いのは、よいことですが、
問題は、陽線が、少し上に伸びすぎたことです。
これは、現在、先物主導の相場ですから、
ついオーバーランしてしまうのでしょう。
来週、このオーバーランした部分が、また削られる可能性があります。

(6月5日) 削られたか。
やはり、6月2日にオーバーランした部分が、削られたようです。
先物主導の相場では、オーバーランして、行き過ぎることがあります。
上げすぎたり、下げすぎたりすると思います。
それにしても、現物の影が薄いと思います。

(6月6日) 帳消し。
金曜日の大幅上昇が帳消しになってしまった。
チャートから見れば、急反発は無理で、
じっくり底を固める展開にならざるを得ないでしょう。

(6月7日) 平行線。
日足チャートを見ると、下降する25日移動平均線と並行するように、
日経平均株価が、下落しています。
こうなると、まず5日移動平均線を上回ることが先決でしょう。

(6月8日) どちらか。
日足チャートを見ると、見方が二つあるかもしれません。
底割れしたと見るか、
出来高が増えているので、売りの最終局面と見るか。

(6月9日) 外形的には。
日足チャートは、外見上、反発する感じになりました。
現在の位置は、25日移動平均線どころか、
5日移動平均線からも距離があります。

(6月12日) 下げ止まった感じ。
日足チャートは、下げ止まった感じがします。
ただし、5月24日前後も下げ止まった感じの日足チャートでした。
週足チャートでは、52週移動平均線に到達しています。

(6月13日) 残念ながら、チャートは、役に立たず。
今の相場では、チャート分析は、まるで役に立たない状況です。
たとえ、節目があっても、先物に、大口の売りが出れば、
簡単に、節目など無視されるでしょう。

(6月14日) 株価の重さ。
5日移動平均線も、25日移動平均線も、
株価という重さ(重力)に引きずられて、沈降していくような感じです。
まるで、海洋プレートが、大陸プレートに沈み込んでいくような感じです。

(6月15日) 続かず。
前日比、大幅高で始まったけれど、後が続かず。
このまま、素直に反発するように見えません。
W底ができない限り、「底」と言えないかもしれません。

(6月16日) 分足チャート。
日足チャートでは、長い陽線となっていますが、
分足チャートを見ると、様子が違います。
窓を空けて、大幅高で寄り付き、
さらに、すぐ、ポンと、大きな窓を空けて上昇しました。
その後は、もみ合いという感じです。

(6月19日) 出来高。
今日の日経平均株価は、出来高が、かなり少ない。
みんな、「将軍様」のミサイル騒動が気になるのか。

(6月20日) 重力。
上がったものは、万有引力によって、地面に落ちる。
そういう感じでしょうか。
最近の日足チャートは、
6月14日の安値から、ポンと吹き上がったような感じになっていました。

(6月21日) ジリ貧。
日経平均株価は、6月16日の高値から、ジリ貧となる展開です。
短期的には、W底を形成する展開かもしれません。

(6月22日) 小型株並みの値動きのよさ。
日経平均株価は、大幅に反発しました。
しかし、気になるのは、日経平均株価が、
小型株並みに、値動きが軽くなっていることです。
これでは、新興市場の小型株を売買するよりも、
日経平均株価(先物)を売買した方が、効率がよいでしょう。

(6月23日) 午後2時以降。
日経平均株価は、日中、低迷していましたが、
午後2時以降、突然、目覚めたように、急上昇しました。
これも、先物主導の動きでしょうか。

(6月26日) 総じて堅調だが・・・・・。
日経平均株価は、総じて堅調ですが、
上に、25日移動平均線、
下に、5日移動平均線に、はさまれるという展開です。

(6月27日) 間隔。
25日移動平均線と5日移動平均線の間隔が狭くなっています。
この難所を、日経平均株価が、どう動くか、微妙なところです。

(6月28日) こぼれ落ちる。
日経平均株価は、ポトリと、こぼれ落ちたような感じです。
残念ながら、下放れとなりました。

(6月29日) バクチ。
今日の相場を見て、株式投資とは、バクチだと思います。
米国株式市場が堅調だったから、日経平均株価は、
昨日とは正反対に、強い動きとなりました。
「一寸先は、闇か光」。
それを決めるのは、米国株式市場か。

(6月30日) 小型株のようだ。
日経平均株価は、大きく窓を開けて、上昇しました。
まるで、新興市場の小型株のような動きです。
分足チャートを見ると、二段ロケットのように、
朝一番で、ポン、ポンと舞い上がり、
後は、小動きとなりました。
小型株のように値動きが軽くなったのが気になります。